おすすめの作家さんの絵本を教えて！
そんな疑問に解説します。
林明子さんは日本の絵本作家さんのなかで最も有名な方の1人です。
現在に至ってもなお人気の作家さんです。
その人気の理由と魅力について名作3作品から解説します。
もくじ
0歳児から読み聞かせができる『おつきさまこんばんは』
この『おつきさまこんばんは』は親友から出産祝いで頂いた絵本です。
頂いたときは私は林明子さんの存在すら知りませんでした。
月日が経って読み進めていくうちに
「林明子さんは有名な絵本作家さんだったんだ！」と気づかされた絵本です。
ここで簡単なあらすじを紹介します。
『おつきさまこんばんは』簡単なあらすじ
よるになったよ ほら おそらが くらいくらい
おや やねのうえが あかるくなった
おつきさまだ
おつきさまこんばんは
だめ だめ くもさん こないで こないで おつきさまが ないちゃう
くもさん どいて おつきさまのおかおが みえない
ごめん ごめん ちょっと おつきさまと おはなししてたんだ では さようなら また こんど
あーよかった おつきさまが わらってる まんまる おつきさま こんばんは こんばんは
- 作 林 明子
- 出版社 福音館書店
- 価格 880円（税込）
- 対象年齢 0才～
以上の文が絵本に出てくるすべてです。
お気づきだと思いますが、文字数はとても少ない絵本です。
内容がシンプルでリズムよく読むことができます。
ことばのリズムに乗って、静かな夜空に浮かぶ穏やかなおつきさまのイラスにが赤ちゃんは引き込まれます。
そのため0才児の赤ちゃんから読みきかせを始めることができます。
娘は1歳児のころは連続20回繰り返し読んでほしいとリクエストされた記憶があります。
我が家に250冊ある絵本のなかで最も繰り返し読んだ絵本です。
現在小1の子どもに今でも読んでほしいとリクエストされる一冊です。
0歳から読み聞かせができる絵本を迷われていたら、ぜひ一度読んでみてくださいね。
きっと夢中になる1冊になります。
4才～読み聞かせができる『こんとあき』
『こんとあき』は童話館出版の定期便で送られてきた絵本になります。
林明子さんの代表作でもある『こんとあき』はですが、私が知ったのは大人になってからでした。
『こんとあき』簡単なあらすじ
こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみです。
あきが成長するにつれこんは古くなって腕がほろをびてしまいました。
あきはこんをおばあちゃんに治してもらいに電車に乗っておばあちゃんちへ向かいます。
あきはこんと電車ではぐれたり、犬に連れ去られたこんを探したり大変なことが起こります。
こんとあきは無事におばあちゃんの家につくことができるのでしょうか。
そんなこんとあきの冒険物語です。
- 作 林明子
- 出版社 福音館書店
- 価格 1430円（税込）
- 対象 4才～
この作品は発行部数133万部を超えるベストセラー作品です。
こんとあきがおばあちゃんのおうちに出かけるだけのおはなしではありません。
こんとあきがおばあちゃんのいえにたどり着けるかどうか、二人の冒険物語です。
冒険の途中にはいろんな困難が立ち向かいます。
こんとあきはどうやって乗り越えるのでしょうか。
2人の強い勇気と絆が描かれています。
親子一緒に冒険を楽しむことができる絵本になっています。
林明子さんゆかりの地である鳥取県の鳥取砂丘が出てくるのも見どころのひとつです。
4才～読み聞かせができる『はじめてのキャンプ』
この絵本は童話館出版の定期便で送られてきた絵本になります。
キャンプで一晩すごす小さな女の子の成長が描かれています。
『はじめてのキャンプ』簡単なあらすじ
なほちゃんは大きな子にまざってひとりでキャンプに行きたいと言いました。
みんなは「小さい子はできないよ」といいます。
なほちゃんは大きい子たちに負けまいと重い荷物をひとりで背負い、まきを集め、一生懸命がんばります。
おいしいごはんを食べて一日が楽しく過ぎていきます。
夜、テントでこわい話を聞きますがなほちゃんはひとりでおしっこに行くことができました。
- 作 林明子
- 出版社 福音館書店
- 価格 1320円（税込）
- 対象年齢 4才～
この絵本は自宅にある絵本の中でも最もページ数が多い絵本になります。
全部で103ページになりますが、読むことは苦になりません。
おそらく文章が短くてリズミカルに書かれているのでとても読みやすい絵本です。
実際絵本を手に取ると分厚い！103ページもある！
とびっくりしますが読み始めると不思議と
スラスラとテンポよく読めるので10分ほどで読み聞かせを終えることができます。
改めて林明子さんのすばらしい文体に驚かされます。
林明子さんのほかにもおすすめの人気作家さんの絵本がありますのでぜひ読んでみてくださいね。
