絵本・読み聞かせ

初心者向け!絵本読み聞かせのねらいと5つの効果

読み聞かせの効果

読み聞かせって効果あるの?

そんな疑問に詳しく解説します。

2024年小3の娘をもつテキトーママです。

40歳で出産してから専業主婦として過ごしてきましたが、テキトーな私でも今でも子どもと一緒に続けている一つが絵本の読み聞かせです。

私が今でも続けている理由は「読み聞かせ」には子供の成長にとても大きな効果があると言われていて、実際経験して実感しているからです。

ひょうが

12年分の童話館配布本でおよそ300冊の絵本を使っているよ

  • 心が安定する
  • 想像力が育まれる
  • 言語能力が高まる
  • 感情が豊かになる
  • 集中力が上がる

地域の図書館のイベントに参加したのが最初の出会い

子供を出産してしばらくすると「ブックスタート」といって自治体から絵本をプレゼントされるかと思います。

地域によってはブックスタートといわないところもあるようです。

我が家は2冊の絵本をいただきました。

『じゃあじゃあびりびり』と『もこもこもこ』です。

ブックスタートのねらいは赤ちゃんと保護者が絵本を介して心ふれあうひとときをもつきっかけを作る活動で、赤ちゃんにとって絵本は読むものではなく読み手と共に楽しむものだそうです。

私はブックスタートを通して絵本の読み聞かせは育児をするうえでとても大切なんだと思うきっかけとなりました。

というのも子供をもつ前は絵本は日本語を覚えるための本だとしか思っていませんでした。

しかし出産してから地域の子育て支援センターや図書館のおはなし会へ遊びにいくと必ず絵本の読み聞かせをしてくれます。

それまでギャーギャー泣いてた赤ちゃんや大騒ぎしていた赤ちゃんがピタっと静かになって絵本の世界に引き込まれていきます。

そんな様子を間近で見てきて絵本の読み聞かせのすばらしさを実感しました。

平日はほとんど地域の子育て支援センターに遊びに行くことで読み聞かせの機会が増えて自然と絵本を楽しむ貴重な経験となりました。

また同時に母が孫のために19年前始めた童話館出版の定期便12年分の絵本を譲り受けて私の読み聞かせ生活がスタートしました。

読み聞かせがもたらす5つの効果

それでは絵本の読み聞かせをすることで得られるメリットは何があるのでしょうか。

効果1:子どもの心が安定する

ママパパさんが絵本を読む声は子どもに安心感を与えてくれます。

また、読み聞かせのときには絵本を親子一緒に読むため子どもをひざの上に乗せたり横に寄り添ったりします。

子どもはママパパさんのぬくもりを感じリラックスするとともに愛情を感じることができます。

また、いつも忙しいママパパさんが「自分に100%向いてくれる」という感覚も子どもにとってとても大切です。

こうした親子の時間は子どもの心の安定に重要な役割を果たします。

親子の絆が深まるとともに自己肯定感が高まり、人生でさまざまなことにチャレンジする土台が作られるでしょう。

ママパパさんのストレスが軽減する効果も

読み聞かせで子どもの心が安定するとママパパさんにも良い効果があるということが分かっています。

絵本の読み聞かせを続けることでママパパさんが子どもの行動に対して感じるストレスが緩和されるという調査結果があります。

子どもの心の安定は行動の落ち着きにつながりその結果子育てストレスが軽減すると推測されます。

効果2:想像力が育まれる

想像力とは『目に見えないものやこれから起こるだろうことを頭の中に思い描く力』。

想像力があると相手の気持ちや言葉の背景を想像しやすくなり、思いやりを持って人と接することができるようになります。

また、なにかをするときに良い方法を考えたり危険を避けたりしやすくなります。

自分の将来について考えられるなど人生を実り豊かにするために大事な能力といえるでしょう。

絵本の読み聞かせの効果としてこうした想像力を育むこともあげられます。

絵本にはさまざまな世界や物語が描かれていて、いろいろな人や考え方にふれることができます。

絵本の読み聞かせは子どもの世界視野を広げて人の気持ちや未来を想像する力を育んでくれます。

効果3:言語能力が高まる

絵本には子どもにとって新しい言葉や表現がたくさん出てきます。

一人で読めなくても絵本の読み聞かせをすれば絵を通して楽しみながら覚えることができます。

わからない言葉や表現があってもママパパさんに聞けばすぐ教えてもらえるし何度も読んでもらううちに自然と身についていきます。

また、いろんな話を聞くことで文章の意味を少しずつ理解できるようになります。

知っている言葉や表現が増えて文章の意味がわかるようになることは言語能力が成長している証です。

ひょうが

1歳半検診で「言語発達が遅い」と言われてへこんだけど今では一日中おしゃべり大好きな娘に成長したよ!

言語能力が成長すると人と話を理解しやすくなるとともに自分の気持ちや考えを発信する力も身につきます。

親子や学校などでコミュニケーションがより円滑になることも期待できます。

また、授業内容や教科書を理解しやすくなるので学校の勉強に良い影響があるといえます。

効果4:感情が豊かになる

絵本を読むことで子どもは登場人物に共感して喜んだり怒ったり悲しんだり、様々な感情を疑似体験することができます。

いろいろな感情表現を知ることで子どもは自分が感じている気持ちがどのようなものかがわかり、感情表現しやすくなります。

読み聞かせの効果を高めるためには、読むときに感情を込めること。

感情表現がより豊かになり人の気持ちへの共感力も高まります。

自分だけでなく人の心の動きが感じ取りやすくなるため友達やクラスメイトとの良い関係を築きやすくなります。

効果5:集中力が上がる

子どもは集中できる時間が短くすぐに気が散ってしまうものです。

読み聞かせを始めたばかりのころは途中で飽きてしまうこともあります。

そういう場合はいったん中断してまた興味を持ったときに読み聞かせをするのをおすすめします。

最初は短い時間しか集中できなくても日々読み聞かせを続けていけば徐々に集中力が鍛えられて最後までじっと聞くことができるようになります。

集中力は子どもの成長に重要な『学び』にとってとても大切な能力です。

学校の授業や習い事、本を読むことなどに集中できると成果がでやすく何ごとにも楽しんで取り組めるようになります。

読み聞かせのコツは?

実際に読み聞かせをするときにはただ読むだけでなく、ところどころで子どもに「〇〇ちゃんはどう思う?」

「次はどうなると思う?」

など問いかけてあげるのもポイントです。

親子で感想を言い合ったり次の展開を想像したりすることで楽しみながら子どもの考える力や話す力を伸ばすことができます。

避けたいのは、何か言おうとした子どもを制して読み聞かせを続けることです。

せっかく読み聞かせに嫌なイメージを持ってしまう恐れがあります。

子どもに良い効果がたくさんある読み聞かせは、忙しいときでも時間を割いて行う価値があります。

ぜひ絵本の読み聞かせを習慣にするとよいです。

子どもに読ませたいおすすめの絵本は、手始めに昔からある有名な作家さんやロングセラー絵本なら子どもの心をぐっと掴みやすいです。

読み聞かせをしたらぜったい子供が夢中になるロングセラー5作品を紹介してますのでぜひ読んでみてくださいね。

著名なロングセラー絵本5冊

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