絵本・読み聞かせ

【2023年】必ず子供が夢中になるロングセラー絵本5選

定番ベストセラー絵本5冊

読み聞かせはいつから始めればいいの?おすすめの絵本は?

そんな疑問にお答えします。

記事の内容

  • おおきなかぶ
  • おつきさまこんばんは
  • ぐりとぐら
  • のせてのせて
  • はらぺこあおむし

世の中にはたくさんの絵本があってどれが良いか迷いますよね。

絵本の読み聞かせのタイミングは0歳から始められます。

タイミングとしては、自治体から「ブックスタート」といって自治体から絵本が配布されるタイミングです。

地域によっては「ブックスタート」と言わないところもあります。

私は絵本の世界はほとんど知りませんでした。

出産してから読んだ絵本がほとんどです。

子どもに読みきかせをしたいと思っても、いったいどんな絵本を読んであげたら良いか全くわかりませんでした。

そんなとき、母が以前姪のために利用していた定期本を譲り受けました。

童話館出版から配布される絵本です。

毎月2冊自宅に絵本が届くサービスで、12年間続けていたので自宅に200冊以上の絵本があります。

出版会社が選ぶ絵本のおかげで私は迷いなく上質な絵本を子どもに読み聞かせすることができました。

今回紹介するのはそのなかから、100刷以上重版されているベストセラーの定番絵本を5冊紹介します。

これらを読んでおけば間違いなし!と言われる絵本です。

娘からも何度もリクエストされた大人気の絵本です。

何から読ませたらよいか分からない、どんな絵本がおすすめなのかわからないといったママ&パパさんでも

絵本の世界の手始めにはぴったりのものばかりです。

図書館にも気軽に借りることもできるので、ぜひお子さんに読んであげてみてくださいね。

娘は7歳になりましたが、今でも読み聞かせを続けています。

おおきなかぶ

おおきなかぶ

『おおきなかぶ』簡単なあらすじ

おじいさんがかぶを植えるところから始まります。

「あまい あまい かぶになれ」

おじいさんの声かけの通り、それはそれは立派なかぶが育ちます。

ところがとてつもなく大きな株は、おじいさんが抜こうとしてもびくともしないのです。

そこで、おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒に抜こうとします。

「うんとこしょ どっこいしょ」

ところがかぶは抜けません。

今度はおばあさんが孫を呼んできて3人で一緒に抜こうとします。

「うんとこしょ どっこいしょ」

ところがかぶは抜けません。

そこで孫は犬をよび、犬は猫をよび、とうとうねずみをよんできて…

やっとかぶは抜けました!というストーリーです。

みどころ

この絵本が小さな子どもたちから絶大な人気を得ている秘密は、

「うんとこしょ どっこいしょ」の繰り返し。

そしておじいさんだけでもおばあさんだけでも、孫だけでもダメ。

犬が来て、猫が来て一生懸命かぶを引っぱる。だけどやっぱりダメ。

流れはわかっていても子どもたちは嬉しいのです。

親子で読むときは一緒にかぶを引っぱって。

「うんとこしょ どっこいしょ」のかけ声は大合唱で読んでみてくださいね。

さらにこの絵本を魅力的にしているのは、彫刻家佐藤忠良氏による絵のすばらしさです。みんなが大きなかぶをひっぱる様子がダイナミックに描かれています。

  • ロシアの民話
  • 再話 A・トルストイ
  • 訳 内田 莉莎子
  • 画 佐藤 忠良
  • 出版社 福音館書店
  • 税込990円
  • 対象 2歳~

おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは

『おつきさまこんばんは』簡単なあらすじ

濃い紺色の夕闇になかで三角屋根のおうちにあかりがつきます。

屋根の上に1匹、下に一匹のねこのシルエット。

空には少しずつ姿をあらわすおつきさま。黄色く輝いています。

もう1匹のねこも屋根にかけあがり、2匹の影はおつきさまを見上げます。

目を伏せて屋根の上に顔半分出したおつきさまの「いいおかお」といったら。

小さな絵本のまんなかに本当につきがのぼったようです。

くもさんとおつきさまが会話をしていきます。

雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。

みどころ

こどもは胸をときめかせて、おつきさまをながめて「こんばんは」をするでしょう。

今宵もまた夜空を見上げればおつきさまに会える幸せ。

1986年発売以来たくさんの子どもたちに支持されてきた絵本です。

作者の林明子さんの傑作のひとつに数えられる赤ちゃん絵本です。

裏表紙もユーモアがあってかわいいです。

  • 作 林明子氏
  • 出版社 福音館書店
  • 税込880円
  • 対象 0歳~

ぐりとぐら

ぐりとぐら絵本

『ぐりとぐら』簡単なあらすじ

赤と青のとんがり帽子とつなぎがトレードマークのぐりとぐら。

二人は野ねずみのふたごです。

仲良しのふたりがこの世で一番好きなのは、料理すること、食べること。

今日も大きなかごをもって森の奥へ出かけます。

どんぐりやくりを拾ったあと道の真ん中に落ちていたのは大きなたまご!

さあ、なにを作ろうか。

たまごがあまりにも大きすぎて家まで運ぶのをあきらめました。

外でかすてらづくりにとりかかります。

いい匂いにつられて森じゅうの動物だちが集まってきました。

さああ、焼けたかな?

みどころ

おはなしを作られた中川李枝子さんと絵を描かれた山脇百合子さんが

子どもたちにとびっきりのおいしいおやつをごちそうしよう、と考えられたお話だそう。

1963年に『ぐりとぐら』が生まれて以来、その黄色いかすてらは昔から今のずっと子どもたちのあこがれです。

  • 作 中川李枝子
  • 絵 山脇百合子
  • 出版社 福音館書店
  • 税込990円
  • 対象2歳~

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のせてのせて

のせてのせて

『のせてのせて』簡単なあらすじ

赤いジーブのようなかっこいい車をまこちゃんが運転しています。

「まこちゃんのじどうしゃですよ。ブーブー」

そこへ「ストップ!のせてのせて」

うさぎが手をあげています。

うさぎと一緒にびゅーん。

そしたら「ストップ!のせてのせて」

今度は2匹のくまが手をあげています。

10匹の子ねずみとおかあさんも!

みんなをのっけた自動車はびゅーん、トンネルに入ります。

「トンネル トンネルトンネル トンネル」

「まっくら まっくら まっくら まっくら」

この4回ずつ繰り返すリズムと真っ暗なページ。

まるで本当に「通過中」の体感マジックです。

「でた!おひさまだ!」

みんなのうれしそうな顔、顔、顔。

みどころは言葉のリズムはもちろん、表情豊かな動物たちと疾走感。

個人的には最後の絵、風景のなかを車が走っていくところもすてきです。

長きにわたり愛されている絵本です。

みどころ

松谷みよ子の赤ちゃんのほんのシリーズの一冊。

どのお話にも共通する優しく暖かいまなざし。

この「のせてのせて」もまこちゃんと車に乗りたがる動物たちのやりとりの愛らしさがたまりません。

まこちゃんの自動車が走ります。ブブー。

のせて、のせて。

うさsぎ、くま、ねずみもいっしょ。

  • 作 松谷みよ子
  • 絵 東光寺 啓
  • 出版社 童心社
  • 価格 税込770円
  • 対象 1歳~

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし

『はらぺこあおむし』簡単なあらすじ

主人公のあおむしは、いつもはらぺこだった。

食べ物をさがし始めると、

りんご・なし・すもも・いちご・オレンジを食べました。

それでもお腹はペコペコ。

チョコレートケーキ・アイスクリーム・ピクルス・チーズ・サラミなど

たくさん食べすぎてお腹をこわしました。

しばらくすると具合が良くなって緑のはっぱを食べて、すっかり大きくなりました。

それからさなぎになって何日も眠りました。

最後はきれいな『ちょうちょ』になりました。

みどころ

世界中で愛されているエリック・カールの代表作ともいえるこのお話。

小さなあおむしが卵から幼虫、さなぎ、ちょうちょへと変化する様子を描いているのですが、単なる知識絵本だけではありません。

一つ目のポイントは穴の開いたしかけのページ。

これがまだお話を理解できない小さな子どもたちや赤ちゃんをもとりこにしてしまうのです。

指をいれたりめくったり。

こうして絵本に親しむきっかけにもなっています。

2つ目は、力強いストーリー。

ちっぽけだったあおむしがぐんぐん大きくなっていき最後にちょうちょになる展開は何度読んでも元気と勇気をもらえます。

3つ目はエリックカール作品の大きな魅力のひとつでもある美しい色彩。

子どもたちが大好きな食べものがどれもおいしそうに描かれています。

あおむしを見守るおひさまはやさしく描かれ、ちょうちょはうっとりするほど美しく描かれています。

コラージュの手法により描かれる世界観こそが、登場するすべてのキャラクターを生き生きと輝かせているのです。

  • 作 エッリック・カール
  • 訳 もりひさし
  • 出版社 偕成社
  • 税込990円
  • 対象2歳~

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